Yさん(50代・男性・ホログラフィートーク)のご感想

Y.Yさん(50代・男性・ホログラフィートーク体験コース)

こんばんは。今日はホログラフィートークのセッション、お世話になりました。

帰りの電車では何だか眠くて眠くて仕方なく、かといって嫌な感じではありませんでした。指圧でいうところのメンケン反応(もみ返し作用)という感じでしょうか。さて、今日の内容を振り返らせていただきます。

ホログラフィーということで私の中のイメージでは、部分の中に全体が含まれているイメージがあり、一つの回想や身体感覚がそのクライアントの全体の問題を包含しており、そこにアプローチすることで問題が回想するというイメージでした。

説明をいただき、ああフォーカシングだな、何が違うんだろうかという思いを抱きながら開始となりました。今現在の葛藤ということで(個人情報を含むため省略)が出てきました。出てきたイメージは灰色の暗い色合いという世界です。そのことに対する身体感覚として、右肩、右わき腹、右足先、の違和感があり、もっとも強かった身体感覚が肩です。そこからのメッセージは「重い」というものでした。先生に指摘された通り、自分でも右に体が傾いていると感じていました。

その後時計をイメージし逆回しにその重みを感じた起源に戻るよう言われたときには、回想シーンのように高校受験の頃のシーンが浮かび、ああどのシーンにも「父」が 関わっているのだということがわかりました。その頃の自分がどう思っていたかということは、すぐに分かったのですが(「期待が重い」)、そこからあまり当時の自分は答えてくれなかったような気がします。それは、現在の自分が、父を喜ばせてあげたいという気持ちを持っており、抵抗が生じたためかもしれません。

感情を白い箱に入れるイメージも、白い箱はすぐに出てきており、収納することはできても、それを父に返し、光の柱で空高くに持っていってもらうということはできていないような気がします。それは私が抱えなければならないテーマであり、父に返すものではないと感じていたからかもしれません。

当時の自分が望むことという教示では、普通の高校生活 を享受したかったようなイメージがありましたが、さて自分を自由に遊ばせ、楽しんでくださいという教示に対しては、正直羽目を外していない自分がいたような気がします。父が幸せになっていないのに自分だけ自由にはふるまえない感じでしょうか。

しかしながら、この時点では視界は明るくなっており、灰色のグラデーションと肩の重み、脇腹の違和感は消えていました。足先のしびれもほとんど感じていませんでした。

問題の対象物が消え、元の感覚の「跡」に訊いても何も答えてくれず、良い状態を保つための「がまんしない」というメッセージも、思考から出てきた言葉かもしれません。

セッションの途中で感情が湧いてきて、心地よく落ち着いたと感じました。おそらく私の中で感情的なカタルシスがあったが故の心地よさであり、体のだるさだったのだと感じました。

全体を通じて感じたことは、教示の流れはとても素直な進行であると感じました。おそらく私の中でその場にとどまりゆっくりと次のイメージを待つということができていなかったのだと思います。もっと意識水準を下げてゆっくりその場にとどまり、無意識からのメッセージが現れる顕れるのを待つことができればよかったと感じました。

Yさんとのセッションは体験のため80分の一回のみという中で行いました。Yさんはすでに心理療法の経験をお持ちでしたので、とてもスムーズにイメージのワークに入っていくことができました。

回想の中でご指摘いただいているように、無意識のメッセージが現れるのを待てずにセッションが進んだ部分がありました。1セッション80分という限られた時間の中で、カウンセラーが主導権を握りすぎる部分があったかもしれません。

本来ならば、セッションは常にクライアントさまを中心に進み、何回かかけて一つのテーマを完了していきます。内面の変化をわかりやすく表現した感想ありがとうございました。

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